職員研修のご紹介
当施設では、ご利用者が安心して生活できるように毎月職員研修を実施しています。
今回は、看護職員が講師として行った研修をご紹介します。
研修テーマ:「窒息 その時あなたは?」
①まずはDVDでの鑑賞
看護師がいない夜間帯などに、誤嚥による窒息があった場合にどのように対応するか?
映像を介護職員が鑑賞し、その後介護職・看護職でディスカッションしました。
実際に窒息の現場に遭遇したことのない職員が多いため、
慌てずに対応する事や関係部署への連絡を確認しました。
②経口摂取の実技
誤嚥による窒息のリスクを減らすために・・・
介護職員にご飯とお茶ゼリー・トロミ茶を嚥下する体験してもらいました。
(お茶のゼリーやトロミをつけたお茶は、
飲み込みが難しいご利用者の方に提供しています。)
参加した介護職員からは・・・
ご飯とクラッシュしたゼリーを一緒に口の中に入れると、
ご飯がばらけてしまい飲み込みにくくなることや、
トロミ茶も口の中にまとわり付くこと、
大きなスプーンの量は口に入れられても飲み込みにくい・・・
などの感想が挙げられ、食べやすい食事形態などを話し合いました
※誤嚥(ごえん)とは・・・
食べ物や異物を気管内に飲み込んでしまうこと。
また異物を消化管内に飲み込んでしまうこと。
のど周辺の筋肉や嚥下中枢の機能が衰えた高齢者に多い。
③安楽な体位を体験
高齢者は体力を維持するためにも安楽な体位がとても大切です。
そこで安楽な体位「リラックス側臥位」を体験してもらいました。
リラックス臥床位とは・・・
背骨をベッドと平行に保ち、身体がねじれないような体位です。
体験した職員からはとても楽で呼吸もしやすかったとのこと 🙂
ほんのひと手間を加えることでずいぶん違うことを再確認しました。
このようにメイサムホールではご利用者の健康のために、
職員のレベルアップに取り組んでいます。
お問合せはお気軽に
特別養護老人ホーム メイサムホール
受付時間:月~金曜日 8:30~17:30
特別養護老人ホーム メイサムフレール
受付時間:月~金曜日 8:30~17:30